SSH転送を使ったバックエンドサーバへの接続
さくらのVPSでインターネットへの接続のないサーバ、つまり、バックエンドサーバへの接続をする方法についての覚書。
方法としてはTeraTermのSSH転送機能を使う。
(1) 踏み台となるサーバに接続
まず踏み台となるサーバにSSHで接続します。
踏み台とは外部から接続可能で、且つ、バックエンドサーバに接続可能なサーバの事。
この接続そものは普通に接続してOK。
(2) ポート転送の設定
踏み台となるサーバに接続した状態のまま、ポート転送の設定を実施。
TeraTermのメニューから「設定」内の「SSH転送」を選択。
「SSHポート転送」の画面が開くため「追加」ボタンを押す。
新しく画面が開くので、ローカルのポートに未使用の適当なポート番号(例えば「12345」等)を入力。
リモート側のホストとポートに接続したいバックエンドサーバのIPアドレスとポート番号を入力。
入力を終えたら「OK」を押す。
(3) バックエンドサーバへ接続
踏み台となるサーバに接続した状態のTeraTermはそのままで、もうひとつTeraTermを起動。
ホスト名には「127.0.0.1」を入力、TCPポートには先ほど転送の設定で入力したポート番号(例えば「12345」等)を入力。
あとは「OK」を押すといつも通りに接続される。
なお、この方法でSFTP等も接続可能。